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すでにこちらに書かせて頂きましたが、大学入試の化学では
最終的には計算力の勝負になります。本講座では、式の立て方も
指導致しますが、最終的な計算の手法を細かく解説致します。
(元々、各演習講座でも計算に関しましては、計算過程(特に近似の手法)
を明確に示すようにしておりましたが、その計算の解説部分に特化した
講座が誕生致しました。)
化学の計算は数学や物理と異なり、「特殊」です。
@ 「概算」が要求されること
A 概算ゆえ「短時間の処理」が要求されること
という2つの意味で「特殊」であり、これに対応する訓練をする必要があります。
(数学や物理で扱う計算は、一般に文字式の計算です。文字式の計算では
出てくる文字をすべて見境無く処理すれば正解になるのに対し、概算では
「どこまでの桁数で見切るか」が要求されます。)
講義では、国立私立を問わず入試問題を題材に扱います。設問の有効数字
にはこだわらず、例えば「有効数字2桁で求めよ」という問題であっても、
有効数字2桁の場合と、有効数字3桁の場合の両方を示していきます。
また、近似が微妙な場合(四捨五入する桁の数が4や5の場合)、実戦で
より正確に近似してゆく方法も伝授していきます。
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